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平成29年度第1回バスツアー開催のご報告╰(*´︶`*)╯
2017年8月7日
平成29年7月20日(木)に、平成29年度第1回目のバスツアー「案内人と巡る、日光東照宮と蔵の街とちぎ」を催行しました。 | ||
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今回のツアー行程はこちら ⇓ | ||
所沢―所沢IC―〈関越・圏央・東北道〉―栃木IC―蔵の街とちぎ(ガイドとともに散策)― 栃木IC/宇都宮IC―豆腐とゆば料理 月山(昼食)―日光有料道路―石田屋:甚五郎煎餅工場(見学)―日光東照宮(案内人とともに参拝)-日光IC―〈日光・東北・圏央・関越道〉―所沢IC―所沢 |
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最初の目的地は、栃木市。江戸時代から例幣使街道(れいへいしかいどう)の宿場町として栄えた名残があります。 ボランティアガイドさんと一緒に街を散策します。 |
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市内を流れる巴波川(うずまがわ)は、江戸時代に舟運で栄え、川沿いには黒塗りの重厚な見世蔵や白壁の土蔵が残っています。ちょうどおまつり期間中で、川縁にはたくさんの行灯が並んでいました。 | |
左は、両袖切妻造(りょうそできりづまづくり)と呼ばれる、両側に蔵があるめずらしい建物で、明治の豪商が店舗の右半分で麻問屋、左半分で銀行を営んでいたそうです。 右は、通称「おたすけ蔵」と呼ばれ、これは、江戸時代末期に困窮人救済のため多くの銭や米を放出したことに由来するとも、また失業対策事業として蔵の新築を行ったためとも言われています。 暑い中の散策でしたが、ボランティアガイドさんが熱心に説明をしてくださいました。 |
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昼食は、豆富とゆば料理の「月山」で茶壺弁当をいただきました。 | |
昼食後は、日光の老舗煎餅店「石田屋 甚五郎煎餅工場」を見学。 焼きたてのお煎餅も試食させてもらいました。 |
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最後は日光東照宮を案内人とともに参拝します。 東照宮の前に駐車場をお借りした輪王寺にもちょこっと寄りました。 輪王寺の三仏堂は約50年ぶりの大修理中でしたが、中に入ってお参りすることが出来ました。 輪王寺を後にして、ゆるやかな坂を上りいよいよ東照宮の境内に。 |
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石鳥居は、元和4年(1618)に黒田長政公によって奉納されました。石材は、まず九州から船で小山まで運ばれ、その後陸路人力でこの日光まで運ばれました。 五重塔は、慶安3年(1648)若狭の国(福井県)小浜藩主酒井忠勝公によって奉納されました。文化12年に火災にあいましたが、その後文政元年(1818)に同藩主酒井忠進公によって再建されました。 |
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上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫(さんじんこ)と言い、中には馬具や装束類が収められています。 左の写真は上神庫で屋根下には「想像の象」(狩野探幽下絵)の大きな彫刻がほどこされています。 右の神厩舎(しんきゅうしゃ)は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)です。今年の3月30日に修復が完了したばかりの三猿の彫刻が有名です。 |
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伊達正宗公によって奉納された南蛮鉄燈籠は、ポルトガルから鉄を運んで作ったそうです。 そして、今年の3月10日に修理竣工式が行われたばかりの、美しくよみがえった陽明門。 いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻がほどこされています。 |
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陽明門をくぐって正面にある唐門は、全体が貝殻をすりつぶした胡粉(ごふん)で白く塗られ、「舜帝朝見の儀(しゅんていちょうけんのぎ)」など細かい彫刻がほどこされています。 江戸時代には、将軍に拝謁できる身分の幕臣や大名だけがここをくぐることを許されたそうです。 平成28年11月28日に修復が完了した眠り猫は、奥社参道入ロの回廊にあり、江戸時代初期の名工、左甚五郎の作と伝えられています。 |
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撮影は出来ませんでしたが、御本社の拝殿にも入ることが出来ました。中央の間の天井には狩野探幽などの絵師の合作になる百間100種の龍。欄間の上部には三十六歌仙の扁額が飾られるなど豪華な装飾がたくさんありました。 また、本地堂(薬師堂)では通称鳴竜と呼ばれる天井画の竜の頭の下で、説明者が拍子木を鳴らして聞かせてくれました。 広い境内の中、急な階段や砂利道を行くのは疲れましたが、それぞれの場所で案内人の方が詳しく説明してくださったので、とても有意義な時間を過ごせました。 |
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今回のツアーも参加者の皆さんに楽しんでいただけたようでした。 | ||
管理公社では、年に2回、日帰りバスツアーを計画しています。 内容が決まり次第、こちらのホームページや「翔びたつひろば」、受託各施設の掲示ポスター等でお知らせいたしますので、どうぞお楽しみに!! |